SOLAR LIVE 監視装置設置の流れ

 

本記事では監視装置の大まかな設置~配線~動作確認までを案内します。

 

各パワコンへの詳細な配線方法は含みません。

パワコン側の設定

RS485でPCSからデータを取得するには監視装置取り付け前にPCS側の設定が必要となります。

※機種毎の詳細な設定方法については各PCS付属の工事店向けマニュアルを参照してください。

ID設定

デイジーチェーンで接続された各PCSを識別するために個々のIDを設定します。

 

※オムロンPCSでEIG付きで運用されている場合、既にIDの設定は済んでいます。

※田淵単相PCSで既に連系運転をしている場合、既にIDの設定は済んでいます。

RS485応答時間設定

オムロン単相PCSでEIGを使用しないでデータを取得する場合、各PCSのRS485応答待ち時間を10msに設定してください。

パワコン間の配線

各PCSの工事店向けマニュアルに従ってPCS間の配線を行ってください。

 

※オムロン単相PCSは市販のLANケーブル(STPストレート)が使用できます。

パワコン→監視装置の接続

パワコンの末端から監視装置のRS485ポートに接続します。

監視装置の各部位説明とケーブル接続先

2018.08.16

監視装置でデータを取得するのに必須な配線はRS485+、rs485-の2本だけです。

加工したケーブルを使う場合、不要な配線を接続しないでください。

通信線には電圧がかかっている物がある為、間違った配線をした場合、最悪PCSや監視装置にダメージを与えてしまいます。

監視装置ネット回線接続

監視装置のLANポートにネット回線を接続してください。

 

どのようなネット回線が使えますか?

2018.08.29

監視装置電源投入

監視装置の電源投入前にPCSは連系運転状態としてください。

 

監視装置本体に電源スイッチはありません。

ACアダプタを接続すれば電源が投入され、自動的にモニタリングが開始されます。

監視装置の動作確認(液晶表示)

2018.08.16

監視装置の停止

電源ケーブルを抜く事により監視装置は停止しますが、起動中に電源を切ると本体にダメージを与える可能性があります。

電源の停止はFunctionボタンで状態の切り替えができる状態になってから行ってください。