田淵単相5.5kwパワコンへのSOLAR LIVE監視装置の取り付け方法です。
本ページで説明する取り付け方法は田淵電機製の下記PCSを対象に書かれています。
- EPC-S55MP3-L
- EPC-S55MP4-L
目次
PCS間の接続
工事店向けの設置マニュアルを参考にPCS間の通信ケーブルを施工してください。
※当該PCSは監視装置の有無に関係なくPCS間の接続は必須な為、既に連系運転中の場合はPCS間の接続は済んでいます。
IDの設定
工事店向けの設置マニュアルを参考にPCSに個別のID(1~5)を設定してください。
※当該PCSは監視装置の有無に関係なくID設定が必須な為、既に連系運転中の場合はID設定は済んでいます。
PCSと監視装置を接続
当該PCSはリモコン1台につき5台までのPCSしか接続できない都合上、5台以上のPCSを使用する場合は複数配線に分かれます。
例)PCS9台の場合は 5台+4台
この場合、5台は監視装置のポート1、4台は監視装置のポート2に接続します。
10台以上のPCSを接続する場合は個別に接続方法をお知らせ致します。
※監視装置の接続に関してはPCSの取付工事説明書(DOC02-1108AT)のP41「外部計測・表示システムへの配線」にも情報が掲載されていますので、事前に一読される事をおすすめ致します。
必要部材
当該PCSと監視装置を接続するには田淵純正のリモコン-センサ接続ケーブルが必要です。(メーカー推奨)
ケーブルの型式は
- ZC-RS10B(10m)
- ZC-RS15B(15m)
- ZC-RS20B(20m)
- ZC-RS30B(30m)
- ZC-RS50B(50m)
です。
必要な長さに応じてケーブルを選択してください。
田淵電機純正ケーブルは通常代理店経由でしか手に入りませんので、ケーブルの入手は施工店様にご相談ください。(弊社でも調達可能ですが、時間がかかります。)
※メーカー推奨はリモコンーセンサ接続ケーブルですが、リモコンは切断してしまうので、センサーセンサー間ケーブルでも問題無いと思われます。
ケーブル加工
入手した田淵純正ケーブルのリモコン側(白いテープがついている側)をコネクタ近くで切断して赤い線を確実に絶縁してください。
PCSの終端抵抗をOFF
通常数珠つなぎされている通信線の末端のPCSの終端抵抗(本体内部SW102)はONの状態ですが、監視装置を取り付ける場合は末端PCSを含め全てのPCSの終端抵抗をOFFに変更してください。
末端PCSに通信ケーブル接続
加工したケーブルのセンサ側を末端のPCSに接続してください。
画像ではテスト用の非純正ケーブルを使用している為接続していませんが、田淵電機純正のケーブルにはリモコン側のようにシールド線が付いているので、PCS筐体に接続してください。
監視装置の端子台に接続
加工したケーブルのリモコン側を端子台に接続します。(監視装置は終端抵抗ONで出荷されています)
- 白(RS485+)
- 緑(RS485-)
- 黒(GND)
以上のように配線してください。
PCS5台以上の場合
接続PCS5~10台でお申込みの場合、RS485ポートを2個備えた監視装置を出荷しています。
この場合通信ケーブルが2本になりますので、ポート1に接続台数が多い通信ケーブルを接続してください。
例)PCS9台の場合
- ポート1 PCS5台が接続されたケーブル
- ポート2 PCS4台が接続されたケーブル
データ取得確認
以上でデータ取得の準備整いました。
上記ページを参考にネット回線を接続して電源を投入してください。
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