オムロン製パワーコンディショナKPVシリーズ(KPV-A55-J4、KPV-A55-SJ4)への弊社遠隔監視システム「SOLAR LIVE」の対応状況の紹介です。
おかげさまでKPVを使用した低圧発電所への導入数は200基を超えております。
目次
発電量監視
SOLAR LIVEはオムロンKPVシリーズパワコンから発電量を1w単位で取得します。
パワコン別監視
一括しての監視は勿論、パワコン別に詳細なデータを取得、表示します。
リアルタイム更新
SOLAR LIVEのデータ更新間隔は最短10秒と、数ある遠隔監視システムの中でも最短級の更新頻度となっています。
※デフォルト10秒ですが、データ通信量を削減したい方は10秒以上の頻度に変更可能です。
電流、電圧表示
PCS別に
- 直流電圧
- 直流電流
- U相電圧
- W相電圧
をリアルタイムで確認可能です。
1次側の電圧確認は、電圧上昇抑制が懸念される太陽光密集地域や、電力需要が少ない地域へ設置されたパワコンの抑制対策に有効です。
2次側の電圧確認は、ストリング不良、パワコン内小ブレーカー落ち等、部分的な発電量低下の検出に有効です。
液晶表示エラーの取得
SOLAR LIVEはオムロンKPVの液晶に表示される異常を即座に
検出します。
エラー以外に手動による連携停止(OFF)も検出するので、作業後の連携忘れや、イタズラによる停止も検出が可能です。
エラーをメールで通知
エラー検出時、復旧時は指定の宛先にメールで通知します。
複数基の同時監視が可能
SOLAR LIVEは複数発電所の同時監視を前提に構築されているので、オムロンKPVシリーズは勿論、その他対応パワコンを使用した複数の発電所を同時に監視できます。
同時監視数に上限はありませんが、将来的に20基を超える同時監視が予想される場合は事前にお申し出ください。
KPW-A55-J4/KPW-A55-SJ4も対応
自立運転に対応したKPW-A55-J4/KPW-A55-SJ4にも対応しています。
KPV、KPWシリーズの混在環境の計測も可能です。(KPMとの混在は2台の監視装置が必要)
Qセルズ製品も対応
オムロンOEMのQセルズ(KPV-A55-J4HQ)の遠隔監視にも対応しています。
監視項目についてはオムロンKPVと同等です。
※カナディアンソーラーから発売されているCSR55G1Eにも対応
出力制御対応
オムロン単相パワコンの出力制御には必須のEIG(エナジーインテリジェントゲートウェイ)設置環境にも接地が可能
※EIGの有無で監視装置の設定が異なる為、申込み時に申し出ください。
※2019/11/30出荷分より、後に出力制御対応が必要になった場合も遠隔で対応が可能となりました。2019/11/30以前に出荷された監視装置は後から出力制御対応が必要になった場合は監視装置を送り返して頂いて設定を行います。
LANケーブル接続
KPV(パワコン)と監視装置の接続はパワコン-パワコン間と同じLANケーブルでの接続の為、施工は簡単です。
多くの方が専門家の方に頼ることなく自身で取り付けを行っています。
その他特徴等についてはSOLAR LIVEの紹介サイトをご確認ください。
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